2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

親子関係が三者関係の基本

夫婦関係は二者関係を象徴した形態でしょう。家族とは三者関係を象徴した形態でしょう。アダムとエバに、子供が生まれて、そのとき始めて、人間だけの三者関係が始まったのです。アダムとエバは二者関係しか知りませんでしたが、子供が生まれて、いつしか三…

友だちを紹介すること

二者関係には「紹介」という行為がありません。二者関係ならば、自己紹介はできますが、他者を紹介するという行為がありません。」「紹介」という行為は三者関係のなかで始めて適切に行うことができるのです。三者関係のなかで、もう一人の人物を紹介する行…

福音聖書神学校の校長を退任

この3月に福音聖書神学校校長を退任しました。それで福音聖書神学校校長時の個人ブログをそのまま、私の関心事である「二三人の神学の部屋」に移行しました。以前の神学校関係の個人プログの記事も残っていますが、この部屋で、私の関心事である「二三人」へ…

三匹の動物の置物

二者関係が健全であるかどうかは三者関係というメジャーで量るしかないと私は考えています。二者関係というものは、片方が片方を支配してしまう可能性があり、両者がお互いを縛ってしまうこともあります。その時、二者関係の健全性をどのように量るか、そこ…

一対多だからね

最近「一対多だからね」と思うことが多くなった。基本的に一が多に対して何ができるのだろうか。多が一に対して何ができるのだろうか。1人が1000人に対して「I love you」「愛してるよ」と言っても大丈夫なのだろうか。反対に、1000人が一人に対して「I love…

安堵と孤立の原理

私は2001年、4月に按手礼を受けました。それで按手礼を受ける前に按手礼論文を書きました。それが、「二・三人の神学」という論文でした。「二・三人の神学」は、「個」だけに拘らず、「全体」だけにに拘らず、通常意識されぬ「二・三人」の関係に拘る神学で…