2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

二・三人の神学(按手礼論文3)

発行日2001年4月22日(今回、プログ上で改訂)第二部 聖書的な平和とは第一章 聖書時代の「ローマの平和」? まず聖書時代の世俗世界における平和の定義を三つあげて、この三つを一つずつ消去法で消去しつつ、「聖書的平和」を絞り込んでいきたい。ここで参考…

二・三人の神学(按手礼論文2)

発行日2001年4月22日(今回、プログ上で改訂)第一部 序論 私が「MB聖会」の担当であったとき、MB教団の兄弟姉妹のご協力を頂き、下記のアンケート集計結果を得た。下記の集計結果から、当教団が「歴史的平和教会」の流れの教団として、「平和」を強調してき…

二・三人の神学 ーシャロームの探求ー はじめに(按手礼論文1)

発行日2001年4月22日(今回、ブログ上で改訂) 本当は「聖書的平和主義の源泉(原動力)は聖霊さまだ」と一言で言うべきところを言葉にしてしまったのが、この「二・三人の神学」である。この「二・三人の神学」は武庫川キリスト教会の標語「キリストにある…

二三人の神学の聖書箇所

マタイ18章19節〜20節「まことに、あなたがたにもう一度告げます。もし、あなたがたのうちのふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所…

日本語の二三人

もしかすると、二三人という言い方は日本語の独特な言い方かもしれません。英語の世界にはない曖昧な表現なのでしょう。日本語の二三人はやはり二三人であり、「数人」と少しは重なり、「幾人」とも少しは重なりますが、「五六人」とは重ならない、そんな感…

二三人から始まる世界

個人と共同体を二つに分けて考えたり、個人と社会を二つに分けて考えたり、また個人と共同体を連続として考えたり、個人と社会を連続として考えたり、いろいろしてきたように思う。個人と社会を二つに分けて考える場合、個を追求する学問として「心理学」が…