2、さて、西洋における近代主義以降の「実存主義」的な諸神学は、「個」というものを糸口にし「絶対に向き合おうとする神学」であり、また「共同体主義」的な諸神学も「共同体」というものを糸口にして「絶対に向き合おうとする神学」であった。
1、神学は「神=絶対」から始まる。であるから、我々は、「神=絶対」の外にあるがゆえに相対の位置にあるものとして、相対という限界を受け入れつつ、そのなかで「絶対に向き合おうとする学」として神学を追求せざるを得ない。
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