補完神学の提案5

5、それで私は西暦二千年にMB教団より按手礼を頂くにあたり「二、三人の神学」なる按手礼論文を書いた。この論文は、今述べたごとく、「実存」の枠組みと「共同体」の枠組みだけでなく、もう一つ「二、三人」という限定的な枠組みで神学させてください、ということを提唱した内容となっている。それで、私が、なぜ「二、三人」の枠組みにこだわるようになったかの経緯を説明していこう。