補完神学の提案27

中世のトマス・アクイナス以降、三位一体を存在の類比として「共同体」を持ち出す神学があった。三位一体を存在の類比として「社会」を持ち出す神学もあった。三位一体を存在の類比として「教会」を持ちだす神学もあった。しかし三位一体はまず神ご自身「二・三神格(ペルソナ)」のなかで行われたことをそのまま数的に理解したら良いのではないか。この三者のなかにある人格関係性が無媒介だと普通に考えたら良いのではないか。