補完神学の提案33

繰り返すが、私の考える「二、三人の神学」というのは、単純に、二は二にであり、三は三であり、それ以上は非人格的領域として考えるということである。つまり一般数学の定義とは違うところから始まる。理由は、人間的体験上、二、三人ならば人格関係は成り立つが、四人以上ならば、人格関係は成り立たないからである。それを象徴化させないで、そのままの二、三人で人格関係の「トリニティードラマ」を描くのである。つまり、二、三人までは人格関係用語を用いることができるが、それ以上ならば、人格関係用語を用いることができないということである。